●ひび割れ幅が小さい場合(0.3mm未満)

①コンクリートのひび割れは、ひび割れ幅が小さくても漏水の原因となりえます。

②ひび割れ幅はクラックスケール、深さは超音波法等を使って診断します。

③ひび割れの生じている表面にエポキシ樹脂等を塗布して補修します。

④ひび割れ部分に挙動がある場合は可とう性のエポキシ樹脂を用います。


●ひび割れ幅が0.3mm以上の場合(Uカットシール材充てん工法)

①ケレン・清掃

④シール材(可とう性エポキシ樹脂、シーリング材)を充てんします。


②カッターでU字型にカット

※騒音、粉じん等の飛散に注意します。

⑤樹脂モルタルを充てんし、仕上げ面の高さなどを調整します。


③シーリング用のプライマーを塗布します。

⑥肌合わせ(施工部分を既存の塗膜の模様に合わせる)

※刷毛引き、凸凹部分を平らにします。